デジタル調理温度計はどんな付録?
揚げ物の油の温度管理はもちろん、厚みのある肉の火の通り具合もすぐに確認できるほか、パンの生地づくりやコーヒーの抽出、さらには赤ちゃんのミルクづくりまで、使い道がひじょうに多い便利なキッチンツールだ。
@DIMEより
先端部分を折りたためばコンパクトに収納可能。
使い方は電池を入れて、ボタンを押すだけです。-50℃~300℃までの温度を計測できるようです。
原産国は?素材は?
<製造国> 中国 MADE IN CHINA
<素材表記> ABS 食品グレードステンレス
<使用電池>単4乾電池 *別途用意する必要があります。
サイズはどれくらい?
全長は、B5カードケースの長辺と同じくらい。太さはマジックペンよりやや太めでしょうか。
折りたたんだ時の長さは、マジックペンと同じくらいの長さになります。
<実測サイズ>
全長・・・26.5㎝
折りたたみ時・・・15㎝×2.3㎝
付録を使ってみた感想は?
裏側のふたをあけて単4乾電池を入れれば準備完了!
さっそくいろいろなものの温度を測ってみましょう。
まずは氷水から。みるみる温度が下がっていき、最後は4℃付近をうろうろ。温度が固定されるまでは5~6秒くらいの時間がかかりました。
今度はグラグラに沸騰した熱湯の温度を測ります。
グラグラにやかんで沸騰させたつもりが、100℃近くはなく、80℃前後でした。
やかんにかけたガスコンロの火を消すタイミングが早すぎると、よく指摘されがちの筆者ですが、どおりで、今回も消すタイミングが早すぎたようです。こうして数字で見せつけられると納得です。
今度は電子レンジで温めたごはん。なんと、沸騰したやかんのお湯よりも高い温度でした。これは驚き。ヤケド注意です。
この付録、アリ?ナシ?
あり!
その昔、筆者は子供のころ、お茶碗に入ったアツアツのご飯を食べながら、ふと「ご飯の温度は何度くらいなんだろう?」と疑問に思い、母親の目を盗んでコッソリ体温計でご飯の温度を測ったことがあります。
そっとごはんから体温計を抜いてみたら・・・当時主流だった水銀体温計は見事に割れて、中の水銀がごはんにかかってしまいました・・・
水銀体温計の崩壊とともに、結果は長年謎につつまれたままだったのですが、40年の時を経て、やっと真実が明らかになりました。
あの頃の自分に教えてあげたい。ご飯の温度は子供の想像をはるかに超える激熱の温度だったのだと。
こんなことを思い出しながら、あれこれ温度を測ってみるのは楽しい作業でした。
使い方は差し込むだけで簡単、長くても10秒ほどですぐに温度が確定します。
普段の思い込みの温度で作っていた料理を、もっと正確に安定した味にするために、このデジタル調理温度計を活用していきたいと思います。
購入した付録つき雑誌/DIME(ダイム) 2020年8月号
誌名 DIME(ダイム) 2020年8月号
出版社 小学館
2020年6月16日(火) 発売
定価:990円(税込)
@DIMEより