活版印刷キットはどんな付録?
春の豪華チャレンジ付録は「活版印刷キット」。
印刷機に活字97種類とインクがセットになっています。活字を自由に組み合わせて、自分だけのカードを作っちゃおう!
活字パーツを切りはなして、印刷機の活字台に並べます。印刷したいカードをセットして、活字パーツにインクをつけて、印刷機を閉じて押したら……印刷ができるという仕組み! 活字パーツの向きを変えれば、タテに印刷することもできます。
小学館キッズより
原産国は?素材は?
<製造国> 日本 MADE IN JAPAN
<素材表記> ABS 発砲ポリエチレン ポリウレタン 水性赤色インク
サイズはどれくらい?
<実測サイズ>
タテ・・・10cm
ヨコ幅・・・7cm
厚さ・・・2.5cm
付録を使ってみた感想は?
さて、それではさっそく小学8年生「活版印刷キット」をあけてみます。
箱の中には、印刷機・活字パーツ・インク・青色クッション が入っていました。
まずは、青色クッションを印刷機にはめ込みます。ここで、活字パーツから留め具を切り離さなければなりません。
必要な道具のなかに、ニッパー、爪切りとありますが、果敢にはさみで切り取ろうとしてみますが、あえなく撃沈。
ちゃんと説明書通りにニッパーで切り取らないと外れませんでしたので、ニッパーはマストなようです。低学年のお子さんと楽しむときは、お父さん、お母さんが手伝ってあげるといいかもしれません。
次に、ベタに「ふろく・らいふ」と、印刷することにして、活字パーツを切り取って穴に差し込んでみます。
しかしここで、重大な事実に気づきました!
「ふろく・らいふ」では、「ふ」が2回必要なため、一度に「ふろく・らいふ」を印刷することはできません!
仕方なく、「ふろく・らい」までとりあえず印刷してみました。
なかなか味のある、レトロ感満載のフォントが印刷できました。
プリンターで印刷したものと違い、押した感じが凸凹に残るのも、なつかしい昭和レトロな風合いです。
最後に「ふ」だけ手で押してみましたが、いびつになってしまいましたね・・・
この付録、アリ?ナシ?
あり!
確か、映画「銀河鉄道の夜」でジョバンニが働いていたのも活版印刷工場だったのでは・・・などど考え、ぼんやりなつかしく思い出に浸りながら遊ぶことができました。
思いのほか、出来上がった印刷物が味のある品の良い感じに仕上がったのも、驚きとともに感動モノです。
文房具大好きな筆者にとっては思いのほか あり!な付録と感じました。
ただ、インクが赤一色だった点が少し残念。
赤インクだと、名刺やカードを作るのには使いづらいですし、一色しか選べないなら、紺や青の方が汎用性があっていいのではと感じました。
この「活版印刷キット」では活版印刷の仕組みが簡単に理解できて、しかも親子でも一人でも印刷が楽しめます。ご家庭でもぜひこの「活版印刷キット」で、プリンターとは違う印刷の風合いを味わいながら楽しく遊んでみてください!
購入した付録つき雑誌/小学8年生2020年4月号
誌名 小学8年生2020年4月号
出版社 小学館
『小学8年生』 2020年 4・5月号
2020年2月29日ごろ発売
価格1000円(税込)小学館キッズより