メンズファッション雑誌は近年かなり細分化されており、各誌ともに、ターゲットとする読者の年齢やライフスタイル、志向性に合わせ、しっかりコンセプトを打ち出した形で発刊されています。
結果、どんなファッションの志向でもどこかには当てはまる雑誌が存在するぐらいに専門誌化が進んでいます。
反面、ファッションの好みがトラッドかカジュアル、コンサバ・スーツ系などはっきりしている場合は好きなファッションの系統で選ぶことも難しくはありません。メンズファッション雑誌は、いずれも男性が好きな実用系・機能性などについても備えた情報雑誌としてオリジナルな切り口をアレンジしながら切磋琢磨しています。
メンズファッション雑誌でも、実用性・機能性がある付録が喜ばれているようです。そのためかモノ×ファッションのジャンルのコラボ付録が付きやすくなっています。具体的には今旬の人気流行りそうなアイテムやシーズンアイテムを有名セレショとの共同制作で作り上げる実用品が定番です。
ブランドコラボアイテムは特に数量限定になることと、使いやすさや話題性から予約をしてまで購入するというコアな読者も少なくありません。
また、ブランドコラボでもそのブランド単体ではリリースしなさそうなステーショーナリーであったり、実際にリリースされた場合に買えば数千円や一万円しそうなアイテムも付録付きの雑誌価格で済むとあってコスパバツグンの設定になっています。そういった付録が付く場合は事前予約で2冊買いや、付録が追加で欲しくて書店・コンビニを探し回ることが普通になっているようです。
メンズファッション雑誌も日常的に使える大容量バッグなどが人気付録です。誌面通販でファッション雑誌の編集長による本当にイイものを企画して実際に完成したバッグなどを販売することもありますが、付録で手に入れるというのももはや重要な楽しみの一つです。
こだわり抜いて身の回りのモノを選びたいという読者にフォーカスした限定企画はコスパも良く一見の価値があります。