宝島社の新創刊の雑誌、MonoMaster(モノマスター)は50・60代の男性向けのモノ雑誌です。同社は60代マーケットの拡大に意欲的で、これまでも60代女性向けのファッション雑誌が好評で2016年からムックとして刊行を続けてきたMonoMasterの月刊化をスタートさせたそう。
コンセプトは”年齢を重ねることはカッコイイ。” で年を重ねることで見えてくる、イイものに触れていく楽しみを提案しています。 今の50代60代の男性は、20代から30代の流行に敏感な時期に80年代アイビー、トラッドといったファッションスタイルの全盛期や、男性向けのおしゃれを提案するライフスタイルマガジンの創刊ラッシュなどを体験している世代で情報にも貪欲で刺激的なことが好きという傾向も。
同じ宝島社の若い世代向けのモノ&ライフスタイルマガジン、モノマックスと比べても少し年上向けな感じを意識してか落ち着いています。
すっきり大人な黒っぽい表紙デザインで、モノが持つストーリーやモノがもたらす新しい体験などをじっくり伝えていくスタイルはカード会社の会員誌に近いテイストで、さり気ない上品さもあります。
そんなMonoMasterの付録はやはり大人向けなシンプルさや、機能性を感じさせるものが多いようです。例えば、アクアスキュータムの高級万年筆&本格ノートやニューヨーカーのアーバンショルダーバッグなどです。雑誌の付録とは思えないような付録をつけて、躍進してきた宝島社の付録として注目度も高く人気があります。
色々な雑誌の人気付録のレビューでもあるように、付録目当て購入や付録欲しさに予約、多々買い(複数冊買い)など、50代世代向けの雑誌であっても付録目当てで雑誌を買ったという投稿が見られます。
また、付録の万年筆は書きやすく普段使いにちょっと大人っぽい感じがあって良いと好評。他にもニューヨーカーとのコラボの高級アーバン・ショルダーバッグは流行みも感じさせながら、気軽にワンマイルのお散歩や街歩きにちょうどいいサイズ感と機能性があるアイテム。
ちょっと高級路線を意識した大人メンズ向けのマガジンとして期待の新創刊です。