ステーショナリーの付録は単品の文房具やペンよりトータルデザインでセットで考えられていることもあって、付録ながらちょっとしたぜいたく感もあります。
幼年誌~10代向けの雑誌のプチプラ感覚のキャラクターイラスト入りのステーショナリーから20代になると、大人っぽいシンプルなデザインのステーショナリーの付録へとテイストも世代によって移り変わっていきます。そんなステーショナリーの付録で話題になったのは、美人百花の付録”メゾン ド フルール マルチケース付き ステーショナリー5点セット”です。フェミニンなピンクをベースにネイビーなどのおしゃれ感あるカラー配色でプードルのイラストがあしらわれています。メインのマルチケースは封筒のようなデザインで特徴的。やや大きめサイズながら薄型で、チケット類などをそっと収納しておくのにも向いているケースでデスク周りにおいておきたいと好評。
他にも、sweet の付録の”FURLA ステーショナリーセット”も注目されました。FURLAの2018AWコレクションで登場したロゴ入りのステーショナリーセットで、メインはゴールドのマルチケース。それも星柄デザインでポップさもあります。しかもケースを開けると濃いボタン色のフューシャピンクが鮮やかではっとします。
他にも星型の付箋にピンク色のボールペンが付いてきて、可愛いと読者も満足したようです。ちょっと変わったところでは、平成の元号が変わるという今だからこそ出たともいえる”さよなら「平成」 ステーショナリーBOOK”があります。平成をパッケージして思い出百貨カタログ本を出してきた宝島社だからこそのグッズっぽい一点。
付録はあの、「平成の書」を使用した ステーショナリー4点セットです。昭和な世代なら新元号発表の際に当時の小渕官房長官が掲げた”平成”の書をリアルで見ているため、もしかしたらちょっと懐かしいグッズかもしれません。もちろんデザインに使われているのは正真正銘、国立公文書館所蔵の「平成の書」。
ステーショナリーセットにはクリアファイル、マルチポーチ、ノート、ふせんの4点なので折に触れて平成の終わりを感じることが出来そうです。ジョークグッズのような感じですが、中身や付録はしっかりしています。