画家、絵本作家のヒグチユウコさん。東京都在住のヒグチさんは多摩美術大学油画科を卒業しています。在学中から定期的に個展を開催して作品を発表してきました。絵本作家としてのデビューは『ふたりのねこ』で2014年に刊行されました。緻密に描かれた植物、少女、そしてヒグチさんといえばの猫のモチーフですが、ヒグチさんによる様々なグッズにもよく猫のモチーフが登場しています。2019年からはヒグチユウコ巡回展「CIRCUS展」が世田谷文学館から巡回スタートします。人気も知名度もあるクリエイターとして、緻密なイラストはファッションブランドとのコラボでもよく登場しています。毎年、絵本雑誌MOEの2月号の定番付録になりつつあるヒグチユウコカレンダー。2018年は絵本『いらないねこ』のねこが登場するスペシャルカレンダーでした。ヒグチユウコさんのイラストがあしらわれた付録で注目されたのは、SPURの付録でヒグチユウコ描きおろしチケットホルダーや、同じくSPURのヒグチユウコ描きおろし 「花とネコ」 PVC トートバッグなどです。チケットホルダーはA6サイズでクリア素材に、トリプルアクセルを飛ぶスケーターの猫の描きおろしイラストがあしらわれています。タイミング的に冬季五輪直前であったためか、ヒグチユウコさんのイラストも盛り上がっていたフィギュアスケートを題材にしているようです。PVC素材のクリアトートに花とネコのイラストがあしらわれている付録も、上品めデザインで好評。持ち手部分がレジメンタルストライプでおしゃれ感があります。イラストも華やかで可愛いためファンなら絶対手を出すという付録買いアイテムとして注目されました。絵本作家として何冊も人気絵本を刊行しているヒグチユウコさんなので、やはりMOEに犬のポストカード4枚セットや、赤ずきんポストカードといった、人気童話にちなんだイラストがあしらわれたポストカードの付録が年に数回は登場しています。