ほんものみたいな おさかなつりBOOK つりざおセットはどんな付録?
本誌は、付録のプラスチック製のつりざお2本と魚の写真のペーパークラフト(磁石つき)でお魚釣り遊びができるムックです。
誌面では、お魚って何?、魚の体大解剖、トリビアなど、魚についてわかる知育ムックとなります。
宝島チャンネルより
【ふろく 1】
つりざお(2本)
サイズ(約):長さ440mm[最長]、素材:PP、磁石、ナイロン
【ふろく 2】
おさかなこうさく16匹(マグネットシート10枚つき)
【ふろく 3】
両面ワイドうみポスター
サイズ:縦277×横560mm宝島チャンネルより
さかな釣り遊びができるつりざおと、紙工作のキット。
つりざおはリール付きで、本格的なものが2個。
磁石は切り込みが入っていて、手で小分けにできるようになっています。
このマグネットを、釣り上げることができるようにさかなの口につけます。
※マグネットは小さくカットするので、くれぐれもお子さんのお口に入らないように気を付けてあげてください!
閉じ込みでポスターがついています。
遊ぶときに切り取って使いましょう。
工作で作ることができる魚は写真の8種類。ジンベエザメも作ることができます。
どんなふうに出来上がるのか、楽しみです!
冊子に閉じ込まれた工作キットを切り取って、釣り上げるおさかなたちを作りましょう。
1ページごとにミシン目が入っているので、ページを切り取ってから、おさかなたちを切り取るとやりやすいです。
原産国は?素材は?
<製造国> 中国 MADE IN CHINA
<素材表記>PP 磁石 ナイロン
サイズはどれくらい?
つりざおを目いっぱい伸ばして、B4サイズと比べた写真がこちらです。
ポスターを本誌から切り取ってみました。大きさは、B4サイズの1.5倍くらいです。
付録を使ってみた感想は?
はじめに、本誌の説明書きを読んでおきましょう。
つりざおを伸ばすためには、リールを回して糸を緩めてから、つりざおを伸ばします。
おさかなたちを作って、マグネットを取りつけます。
クリップを用意してとりつけると、釣れやすくなるようです。
リールは、児童雑誌にしては細かいつくりの付録ですので、扱いには十分注意しましょう。
おさかな工作の時には、次のものを用意するといいです。
・はさみ
・のり
・クリップ
・セロハンテープ
・ホチキス(筆者は今回使用しませんでした)
・両面テープ(今回使用しませんでした)
おさかなたちのつくり方です。以下のページを参考に作ってみましょう!
さあ、どのおさかなをつくってみようかな~♬
アレコレ迷いましたが、今回の雑誌の監修は海遊館。ということで、ここはやっぱり海遊館のシンボルであるジンベエザメを作ることにしましょう。
ジンベエザメのページを切り取り、はさみで丁寧にジンベエザメのパーツを切り取っていきます。
2ページのなかで、全部で6パーツ切り取りました。
のりづけと書かれた部分にのりをつけて指定箇所に貼り付けます。
ジンベエザメのひれがつきました。
これだけでもジンベエザメっぽいですが、さらに立体的にしていきます。
切込み部分を下の写真のようにクロスさせてはめ込みます。
ジンベエザメのお顔になりました。
セロハンテープでマグネットを貼りつけます。
後で遊ぶときに釣りやすいようにと考えて、筆者はジンベエザメのお顔の表面にマグネットを貼りつけました。けれどもマグネットが丸見えになってしまうので、若干カッコ悪いような気もします。
後述しますが、マグネットを裏面に貼り付けた方がむしろ良いことがわかりましたので、皆さんはぜひ裏側に貼り付けて、スマートに仕上げてみてください。
遊ぶときは、このようにつりざおの針に当たるマグネットを、さかなの口部分のマグネットにくっつけて釣ります。
ジンベエザメが釣れました!(ホントに⁉)大漁です!
さあ、それでは大漁に気分を良くしたところで、もう一つおさかなを作ってみましょう。
ジンベエザメは、釣れたとしてもとても食べられないので、次は食べられそうなおさかなを・・・
ということで、おいしそうなマダイを作ることにしました。
ジンベエザメと同じように切り取ります。
のり付け部分にのりをはり、指示通りに貼り付けていくと、立体的なマダイになりました。
このつくりかた、スマートなクラフトワークに筆者はとても感動しました。
立体的で、なおかつリアリティーがあります。今にも泳ぎだしそうです。およげたいやきくん。
同じように、作ったマダイを釣ってみましょう。
今度は先ほどの反省を生かして、マグネットを内側につけてみました。
するとマグネットのくっつきが悪く、なかなか釣ることができません。
そこで、クリップの登場です。
クリップを取り付けた途端、一気に釣果が上がりました!
マダイも釣られてくやしそうです。
ポスターの上で釣りゲームをしたら、本格的で雰囲気が出るかと思いましたが、ジンベエザメが大きすぎました。
というか、縮尺がおかしいです。これでいくと、マダイが超BIGサイズ、遠近感がわかりません。
ともかく、ポスターは貼って楽しむか、釣りをするときにそっと横に置いて雰囲気を出すくらいにとどめておきましょう。
楽しく遊んだ後はお片付けの時間。
リールに糸を巻いて、竿をしまいます。
釣り糸はうっかりするとリールの外部分に巻いてしまうことがあるので、確認しながら丁寧に巻きましょう。
竿をキュキュッと縮めます。このときも、丁寧に慎重にするようにしましょう。
つりざおは、伸び縮みのジョイント部分が外れやすいので、大人が手伝ってあげたほうが、うっかり破損してしまうのを防げると思います。ちなみに筆者はつりざおを伸ばした2回のうち、もれなく2回ともジョイント部分を外してしまうというアクシデントに見舞われてしまいました・・・。
この付録、アリ?ナシ?
あり!
おさかなを作る紙工作は、大人でも思わず夢中になってしまうくらい楽しい作業です。きっとお子さんなら間違いなく楽しめると思います。
おさかなつりを楽しむときは、つりざおのセッティングとリールの巻き方のレクチャー、つりざおのおかたづけ、せめて始めと終わりだけでも大人が見てあげると安心だと思います。つりざおが壊れて、お子さんが「キーッ!」とかんしゃくを起こしてしまうのを防げるのではないでしょうか(100%ではありませんが)。
マグネットに関しては、初心者はクリップを付けて遊ぶことを断然おススメします。クリップひとつでじゃんじゃん釣れるようになり、達成感が増しました。逆に、大人が参戦するときや難易度を上げたい時、ハンデをつける時にクリップを外すなどして、柔軟に遊び方を変えることができます。
これからのパーティーシーズンに大活躍してくれそうな1冊だと思います。これは文句なしの「あり!◎」な付録です。
購入した付録つき雑誌/ほんものみたいな おさかなつりBOOK
誌名 ほんものみたいな おさかなつりBOOK
出版社 宝島社
著者:海遊館 監修
発売日:2021年11月27日
価格:1,650円(税込)宝島チャンネルより